人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ちょっと前までは

昨日はDVDが付録で付いてくる本(5月18日の“思い立った時の日記”を参照)についてちょっと書きましたが、今日は数年前まで主流だったCD-ROMの付録がついた本について書きます。

初めてCD-ROMがついている雑誌を本屋で見た時に、「おお!これは文字情報よりも革新的な情報媒体だな!!」なんて思いました。何しろ今までは面白そうなサイトのURLをいちいちタイプしてそのサイトを見たり、“この映像を是非あなたの目で見てください!”なんてことを書かれててもイメージが湧きにくかったりと情報提供媒体としての限界が自ずとありました。しかし、CD-ROMはPCを介してそのような情報を提供することが出来、宣伝やサンプルの提供の担い手として書籍の可能性を大きく躍進させました。ソフトウェアに関して言えばサンプルの提供は消費者にとって製品選択の確実性を高めました。

CD-ROMの登場以前のCDの形態は音楽CDの形で世の中に発表されて、流通しました。多分、20年近く前に少しずつ普及し始めたと思います。不思議な虹のような色を放つ銀色の円盤が音を出す。レコードやカセットテープから突然次世代の音声記録メディアが登場したので、未来がやってきた気持ちがしましたね。(ただし、それ以前からレーザーディスクはありました。)
そして、音を記録した物として売られていたCDはカーナビやコンピューターの世界へと活躍の場を広げ、やがて一般的にデータの保存や読み込みをするためのメディアとして安く売られるようになりました。言ってみればCD第二世代でしょうか?そして第二世代の亜種としてCD-RWが登場し、書き込みの自由度が増えました。

それが今じゃあDVDがその役割を任されるようになっています。カーナビでもDVDの物が普及しきった感があります。(最近の新製品はほとんどHDDです。)

次のお手軽メディアは何?HDD?100円玉(また100円玉が登場: 詳しくは5月17日の“思い立った時の日記”)サイズのハードディスクの開発に成功したと言うニュースが1ヶ月くらい前にありました。


さて、こう色々とメディアが増えている昨今ですが、あんまり大きな容量のメディアを本の付録にしない方がいいと思います。だって、DVDのくせに15分の内容だったら買ってから悲しい気持ちになるでしょ?だから、CD-ROMでめいっぱいの内容にして“うひょー、お買い得!!!”なんて思わせる方が良いんじゃないかな?

あ、そうそう。CD-ROMが付録の本のはずが本としての部分が少しだけであとはCD-ROM任せの雑誌っていうのもいただけない。
by mar1hide | 2004-05-19 20:42 | 雑記
<< お客様 本屋に行ってきました >>



気分次第で日記にする。
by mar1hide
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31