「みんなでCo2の放出を削減しましょうね。」という約束事があり、それは京都議定書と言いますよね。
もう20年くらい前に住んでいた家の前には近所の人が所有する畑があった。この敷地は壁があり、よくボールを壁に当てて一人でキャッチボールみたいなことをしていた。投げたボールがたまに壁を越えてしまうことがあった。ボールを取りにその敷地へ入ると草や花、そして近所のおばあさんが耕していた畑があって、そこにチョウやトンボやその他の虫たちがどこからともなくやって来ていた。 小さい頃から虫や動物が好きだった僕はボールを見つけると、すぐには出て行かず思わずそこに立ち入った用事とは関係のない、小さな生き物たちの観察をはじめていた。 ちょうどその敷地の真中あたりに、草が周りを囲んだ形で50cm四方のコンクリートの破片が置いてあり、晴れた日にはそこでカナヘビというトカゲに似た生き物が日向ぼっこをしていた。周りの地面よりも20cmくらいは高い位置は平らでさぞ暖かいのだろう。 彼らはとても外敵に敏感なので、遠くからカナヘビを見つけたときにはそーっとそーっと近づき捕まえてみたりした。 当時住んでいた場所は駅から徒歩5分くらいのところだった。 そういう場所だから、もちろん今その場所は建物が建っていて、草や花、畑、チョウやトンボやその他の虫達にカナヘビはみんな住む場所を追われ消えてしまっている。 先日あるテレビ番組で「“1秒間”にテニスコート25面分の木々が伐採されている」と言っていた。逆に植林はやはり1秒間でテニスコート5面分がされていると言っていた。二酸化炭素は増える一方で酸素は減る一方なのがとても衝撃的に理解できる話だと思った。 京都議定書の約束事で日本は、2008年から2012年までの年間Co2排出量において1990年の排出量に比べ6%の削減を目指しているそうです。 でも、無くなっちゃったものは戻らないし、戻すのは難しいですよね。 小さな生き物の観察ができる場所もどんどん減ってしまった今、せめてCo2の削減ができればいいですね。 なぜかシャンプーをしながら思ったのでした。
by mar1hide
| 2005-02-08 00:01
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参加型なんとか
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